エターナルの語源はツクールらしく、エタる(エタった)はだめです、みたいな記事を見て、そういえば、もう続刊はでないかもしれないけれど、好きな商業ラノベがいくつかあることを思い出したのでメモっておく。
(2021/6/10追記)学校を出よう!を思い出したので追加
- 先輩とぼく(著者:沖田雅)
- 電波的な彼女(著者:片山憲太郎)
- 紅(著者:片山憲太郎)
- シフト(著者:うえお久光)
- 悪魔のミカタ666(著者:うえお久光)
- ROOM NO.1301の外伝(著者: 新井輝)
- 学校を出よう!(著者: 谷川流)
先輩とぼく(著者:沖田雅)
宇宙人に連れ去られ、奇天烈な先輩とぼくの脳が入れ替えられてしまった! 先輩は美少女だった。今は自分が美少女になってる。ドタバタコメディ。
電波的な彼女(著者:片山憲太郎)
タイトルだけ見ると、電波的な彼女がいるやれやれ系ラブコメの様相。しかし、実際は、今の日本から治安を悪化させたような社会で、不良?の柔沢ジュウと、ジュウに前世の誓いを一方的に抱く堕花雨の物語。回想の感じが大変好み。過去を思い出すときに、ノスタルジックで温かな雰囲気が上手い(漫画だけどダンジョン飯の回想も好き)
紅(著者:片山憲太郎)
電波的な彼女の過去にあたる。揉め事処理屋の主人公と裏世界(ピクニックのほうではなく、ヤクザ的な)での姫に求婚されたりされなかったりする、西尾維新ぽい雰囲気のシリアス小説。おおむね最近新刊が出た。
シフト(著者:うえお久光)
夢を見るとファンタジーみたいな世界に飛ばされる。魔法使いや戦士がいて。そこには現代の日本のようなルールがない。暴力、謀略、忘却。そんなのばっかり。
世界に飛ばされると、
――世界はクリアを待っている――
と耳にする。どういう意味かは分からないそうだが。そんなところでほんわか隠遁生活したり、戦ったり。そして、今から物語が動き出す、、、ってところで続きが出ていないのでずっと泣いてる。シェヘラザードちゃんの伏線は結局なんだったの???
悪魔のミカタ666(著者:うえお久光)
悪魔と契約し、契約者になると超常現象を起こすアイテムを与えられる。そのアイテムを回収し、超常現象を起こすアイテムを作るのが目的であるの物語が「悪魔のミカタ」シリーズ。今作は2期目にあたる。色々あって回収を終えた主人公が分裂してしまったり、全裸で運動会したり(ただし全裸であることに違和感を覚えない)するライトノベル。
この後どうなる???ってところで全然続巻が出ないので泣いてる。
ROOM NO.1301の外伝(著者: 新井輝)
あのアパートの過去編をハードカバーで出す! って話を聞いて、それから音沙汰がなく、10年くらいは過ぎてしまったかもしれない。
とても気になっていたので残念。
2021/6/19追記
学校を出よう!(著者: 谷川流)
谷川流さんといえば、やっぱり学校を出よう! だよね。Twitterに流れて思い出した。超能力者しかいない学園に放り込まれた主人公には、超能力がない(1巻で色々あって、でも学園に居る)。そもそもこのシリーズは主人公的立ち位置の少年がほとんど主人公していない。むしろ狂人であり、狂言回しのような存在として登場した気がする宮野のほうがずっと主人公している。続きを切望してもう何年も経ってしまった(DMMで買った6巻の電子書籍の発行日は2016/6/30(2007/4/15発行の6版を元にしたらしい)だったけれど)
(そういえば、2巻も使って吸血鬼? とのバトルをするセンス、うえお久光さんみたいだって今更思った。向こうは主人公が全然登場しなかったけどね)